保育の現場から
食育
2020年07月17日
子どもたちが苦手な物として多い「野菜」。
しかし、栽培したり、料理をしたり、触れてみたり、スケッチをしたりと様々な経験をすることで一時的であっても不思議とおいしく食べることができるようになります。
ただ食べる事やマナーだけでなく、食材や食べる事に対して興味を持ってもらう事、楽しく食事をする事も食育のひとつと考えています。
今回は食育活動を紹介したいと思います。
今月は5歳児(くり2組)のお友だちがとうもろこしの皮むきのお手伝いをしてくれました。
大きいとうもろこしの皮むきは一苦労。ですがあの独特な触感が気持ちいいようで楽しそうにむいてくれました。「ひげ」をあごや頭に乗せて笑いあう姿もかわいかったです。
給食でおいしく頂きました。
続いては4歳児(めろん組)のお友だちのそらまめの皮むきです。力を入れないとなかなか皮が半分になりません。お友だちと試行錯誤をしながら一生懸命な子ども達。コツを掴むとおもしろいようで次から次に皮をむいてくれました。
「そらまめくんのベット」という子どもたちが大好きな絵本があるのですが「本当にそらまめくんのベットはフワフワ」と皮の内側の綿を見て大興奮な子どもたちでした。
最後に5歳児(くり1組)の栽培活動です。毎年様々な夏野菜に挑戦していますが、今年は「トマト・なす・おくら・ルッコラ」を植えました。
軽石、土、肥料とすべて子ども達だけで行います。「立て札をたてたら?」と子どもたちの提案で立て札を立てました。これで何のプランターなのか一目瞭然です。
毎日当番で水やりをして大切に育てています。「早くできないかな〜?」と実がなるのを心待ちにしています。