保育の現場から
つくし美術館
2020年07月08日
毎月、各学年、年齢に応じた絵画技法を使い制作を行っています。
今回は1歳児から5歳児までの7月の製作を紹介したいと思います。
シール遊びが大好き1歳児さん。
こんな小さな丸のシールも一人で貼れるようになりました。小さな手でも握りやすい1.2歳児用のクレヨンを使ってなぐり描きも楽しんでいます。
「おいしいスイカだな」と今にもおばけの声が聞えてきそうです。
自分の顔のパーツを理解してきた2歳児さん。いざ、顔を描くとなると少し難しいようですがみんな一生懸命ロケットくんの顔を描いています。周りの惑星は絵の具をストローで吹く技法を使って表現しています。なかなか息が届かず最初は苦戦していましたがコツを掴むと、色水が伸びるのがおもしろいようで大喜びでした。
2歳からはさみを使い始め、最初は短い紙を1回切る「短冊切り」から始まり、長い紙を続けて切る「連続切り」。今では三角でも丸でもおてのものです。
海の底の岩はブラシに絵の具を付けて霧状のしぶきを飛ばすスパッタリングという技法を使って表現しています。
それぞれ、いろんな表情のいか、たこがなんともかわいい作品です。
本物の金魚に興味津々の子どもたち。じっと観察してどんな泳ぎをしているか、どこに目があるのか確認していました。絵の具を使って金魚鉢を描きましたが「大きいお家がいいよね」「狭いとかわいそう」と言って画用紙いっぱいいっぱいに筆を走らせていました。制作後もしばらく金魚をお部屋で飼っていましたが子ども達の中で密かに「ぺこちゃん」という名前が付いていたようです。
JAWSと聞くと自然とあのメロディーが頭に流れてきてしまいますね。
5歳児になると自分で想像する力がどんどん付いてきます。お手本がなくてもこの通り。
海の図鑑を食い入るように見て、どんどんとアイディアがひらめいてきます。
様々なサメが出来上がりました。不思議と子どもたちが作ったサメの表情と作った本人の顔がそっくりで笑ってしまいます。